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【潜入!沖縄企業レポート】国際通りの「首里天楼」に入社してみました

こんにちは。オキナビ潜入入社担当の三好です。


今回の潜入は、株式会社ジェイシーシー(以下:JCC)が所有する沖縄料理店「首里天楼(すいてんろう)」。


JCC「百名伽藍」の体験入社はこちら

https://oki-navi.jp/blog/detail.html&id=33


那覇市の国際通りにある「首里天楼」は、お昼時から夜にかけて常に観光客であふれる人気店。


そんな「首里天楼」に実際に体験入社してきました!


「首里天楼(すいてんろう)」とは



「首里天楼」は、沖縄県糸満市にある「株式会社ジェイシーシー(以下:JCC)」の事業のひとつ。


JCCは、「沖縄の文化を広く深く正しく世界に発信し、沖縄を更に魅力的にしていこう。」という理念のもと、外食産業やホテル・ブライダル、出版など、様々な事業を展開する会社。


レストラン事業のひとつである「首里天楼」は、『琉球王朝時代の食を舌で味わい、店内で見て・聴いて・触れるものから琉球王国の歴史と文化を感じてもらうこと』を大切にしています。


ここでは和食の技と沖縄の素材を合わせた御膳や、おめでたい席で食される琉球伝統の料理を和食の技でアレンジした和琉会席など、沖縄の文化や食材を活かしつつ、日本の調理技を駆使して料理人が腕によりをかけた料理が提供されます。


▼オキナビ求人ページで動画を見る

https://oki-navi.jp/detail.html&id=389


「首里天楼」に潜入!




ではでは早速潜入入社をするため、「首里天楼」にやってきました。

場所は国際通り沿いにあり、国内外からの観光客でにぎわう通りにお店はあります。

石門でできた外観は、まるで首里城の歓迎門のよう。

それでは早速中に入ってみましょう。

「こんにちは、本日体験入社の三好です。よろしくお願いします。」

「お待ちしておりました!本日はどうぞよろしくお願いいたします!」


(すごく落ち着いた内観で、店員さんも愛想が良くて観光客に喜ばれそう・・!)

店内に入ると、白い道の奥には白瓦屋根や六角堂、琉球王朝を思わせるオブジェがあり、左側にはガジュマル、右側には肖像画が並んでいます。



(この内観自体が観光名所みたい・・。)

それでは早速、体験入社!とその前に、制服を借りることができたので、着用!



(私が着用すると雑技団のような風貌に・・。)

ワンポイントで紅型に染められた制服は、琉球王朝時代を感じさせるデザイン。

シンプルながら、沖縄の文化を感じることができる制服です。

鮮やかな内観を引き立てつつも、沖縄感を醸し出す素敵なデザインですね!

体験スタート!




まずは会席料理のお皿の出し方についてレクチャーを受けます。

料理には一皿一皿に『正面』があり、正面方向を向けた状態でお客様に提供するのが大事なのだそうです。



(少しニヤけていますが、真剣にお客様の気持ちを想像しながら練習しています。)

上座かどうかによっても、お皿を提供する向きが違ったり、テーブルによって置き方が変わったりと、お客様にあわせて色々な提供方法があり、普通に勉強になりました。



1階で提供マナーを教えていただいた後は、次は3階の大広間へ。団体予約も多いこの店では、テーブルの移動なども多いのだそう。


(テーブル移動、重いのでは?)

体力に自信のない私は一瞬ひるみましたが、これも仕事です。早速3階の大広間へ。



(広くて豪華!!!)


夜には沖縄の伝統芸能・琉球舞踊が楽しめる首里天楼では、70席が収容される大広間があります。

琉球舞踊を間近で観賞することができることはもちろん、部屋をぐるりと囲む「平成大琉球絵巻」の観賞も楽しむことができます。

食事を味わいながら、琉球舞踊と絵巻を眺められるのは贅沢な時間。

お客様の贅沢時間を叶えるべく、テーブルを運ばなくては!



(よいしょっ!)



(あ、意外と軽い・・。)

見た目よりも全然軽く運ぶことができました。

これ全然一人でも運べそう!調子に乗って、「副店長、私やりますよ!」と、いくつかテーブルを運びました。

ちなみに副店長は、忙しい時は2つのテーブルをまとめて運ぶこともあるのだそうです。
(こんなに華奢なのにどうやって・・?)

仕事を教えてくれたのはこの人!首里天楼の副店長「嘉数愛」さん




(小柄でかわいい副店長。こんなに小柄なのに、テーブルをすいすい運ぶパワフルな方!)

首里天楼の副店長をつとめる「嘉数 愛(かかず あい)」さん。

バイトから入り社員となり、現在は副店長として店舗を任せられている嘉数さんに、首里天楼のことを聞いてみました。


ー首里天楼に入社する人はどういう人が多いですか?

嘉数さん「年齢はかなり幅広いです。高校生から上は70代の方まで様々です。首里天楼には5名の仲居さんもいるのですが、首里天楼オープン時からいる方がほとんどです。バイトの方も多くて、バイトから社員になる方もいます。実は私もバイトから社員になりました。最初は社員になろうと思っていたわけではないんですけど、ここで働いているうちに『もっと色んなことを覚えたい』という気持ちになり、入社を決心したんです。」


ーどんなことを覚えたいと思ったんですか?

嘉数さん「首里天楼では、コース料理などもお出しするので、色んな食事のマナーを覚えることができるんです。和食の場合は特に、出し方に独特のルールのようなものがあって。よくある居酒屋とは少し違って、仲居さんがいたり会席料理を提供したりしているので、マナーや接客の言葉遣いなど、とても学ぶことが多いです。バイトで来た子にもよく『ここで学んでおけばどこに行っても通用するよ!』と言っています。」



ーちなみに、どんな人が向いていると思いますか?

嘉数さん「体力と根気がある人が向いていると思います。うちは女性スタッフが多いんですけど、割と力仕事が多いんですよ。私もテーブル2個とか運んだりもします。団体予約も多いので、バタバタすることも多くて、体力も頭も使う仕事ですね。臨機応変に動ける人も向いていると思います。」


ーここで働くことで身につくスキルはどんなことですか?

嘉数さん「私は飲食業界未経験でこのお店に入ったのですが、飲食のノウハウはもちろん、事務作業などもできるようになりました。私は当時の店長をすごく尊敬していて、的確な話し方など、業務以外のことも勉強させてもらいました。」


ー尊敬する店長との出会いも、首里天楼で働いてよかったと思うひとつですか?

嘉数さん「そうです。店長からは仕事以外にも考え方などを学ぶことができました、その店長は、当時20代で国際通りの統括をやっていたんですけど、JCCは若くても実力が認められれば活躍できるのが魅力なんです。私も新店舗がオープンする時には色々と提案したりしているんですけど、自分の声が反映されるのはやっぱり嬉しいです!」


ー若くても活躍できるというのはやりがいに繋がりますね!

嘉数さん「そうですね。新店舗をつくる時、毎日現場を見ている自分の目で見て『こうしたい』という提案が通った時は、やっぱり嬉しいです!あと、やっぱり接客業の醍醐味というか、お客さんの『ありがとう』が直接聞けることにも、やりがいを感じます。」


やっぱり接客業の醍醐味は、お客さんの『ありがとう』。

新メニューの開発なども行い、積極的に意見を言うことができる環境だと話す嘉数さんは、とてもキラキラしていました。

首里天楼で働いてみた感想




地下から3階まである店内は、エレベーターはあるものの社員は極力階段で移動するので、結構体力仕事です。


私はここで働けばダイエットと健康に良さそうだと思いました。


年齢も様々、仲居さんもいてマナーもしっかり学ぶことができ、若い人の声も反映される首里天楼は、飲食業界でスキルを磨きたい人にとっては最高の場所だと感じました。



【偏見】この会社に向いている人・向いていない人

1日しか働いてないので、完全に私の所感ではありますが、店内の雰囲気を見てみてなんとなく感じた向いている人と向いていない人を書きますね。
信じるか信じないかはあなた次第!

【向いている人】
・人が好きな人
・沖縄の魅力をもっと知りたい人
・飲食店のマナーを学びたい人
・体力がある人
・美味しいごはんが好きな人

【向いていない人】
・人と会話するのが苦手な人
・デスクワークが好きな人


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