365⽇⾼速道路の”⽇常”を守る「⻄⽇本⾼速道路総合サービス沖縄株式会社」
高速道路を支える会社「西日本高速道路総合サービス沖縄株式会社(以下:NEXCO西日本SS沖縄)」は、大阪府に本社を持つ「NEXCO西日本」の沖縄で唯一のグループ会社として、高速道路にまつわるすべての仕事を担っています。
NEXCO西日本SS沖縄は、沖縄県内でも唯一無二の仕事ということもあり、オキナビでもかなりの応募数を誇る人気企業。多いときは月に10件以上の応募があるほどです。
同社は沖縄自動車道の維持管理業務(メンテナンス部門)、大規模工事監督業務・点検業務(エンジニアリング部門)、交通管理業務(パトロール部門)、料金収受業務(サービス部門)を担う西日本高速道路株式会社のひとつです。
また、それ以外でも高速道路関連製品の技術開発、販売なども行ったりと、高速道路に関わるあらゆるサービスの提供を行うとともにお客様に安全安心で快適な高速道路の走行環境を守り、保つことを常に考え行動している会社です。とても簡単に言ってしまうと、沖縄自動車道のすべてを同社が一括して担っている、ということです。
総合力を武器に沖縄自動車道を守る、唯一無二の会社
NEXCO西日本SS沖縄は高速道路にまつわるすべての仕事を担っています。
高速道路の仕事と聞くと、お金を受け取る人、つまり料金収受の仕事を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、実は高速道路に関する仕事はパトロールや点検業務、保全・補修工事など、多岐にわたります。
まず同社には4つの部門があり、それぞれの方面から沖縄高速道路を守っています。
①メンテナンス(維持管理業務)
高速道路の安全安心で快適な走行環境を保つため、道路や付属物等の点検を常に行い、必要時にはその場で簡易の補修作業を行います。簡単な道路の穴埋めから交通事故などで破損したガードレールや看板などの取り換え補修、復旧作業。また災害などに備えて道路脇の清掃を行ったり、台風の時には通行止めの対応から通行止め解除に向けて路面の清掃と付近の点検作業なども行います。SA/PAのトイレや駐車場の清掃や敷地内の緑の管理、高速道路の景観の維持に努めながらの本線上の植栽管理も行っています。
②エンジニアリング(大規模工事監督業務・点検業務)
高速道路における大規模工事の監督・施工管理、構造物の点検やその結果から見える補修計画の策定及び施工管理業務など、NEXCO西日本と協同した技術支援を行います。
③パトロール(交通管理)
沖縄自動車道を常に巡回し渋滞や事故、異常が無いかチェックをするほか、交通の妨げになる落下物など危険物の排除を行います。また、事件や事故発生時には解決に向けて警察と協力しながらの業務を実行することもあります。通行止め時は初動対応を行います。体力仕事なので、主に20代~30代の方が活躍しています。
④サービス(料金収取業務)
高速道路利用料金の徴収をメインとし、ETCやその他トラブル対応などを24時間監視体制のもと、お客さまをサポートしています。また季節やイベントに合わせた飾りつけや料金所周辺の美化作業、お花の手入れなどをスタッフで協力し楽しみながら行うことで、ご利用されるお客様に、目でも安全安心で快適な走行環境を感じてもらえるよう取り組んでいます。朝出社して、翌朝までの24時間勤務(内、8時間半は休憩時間です。)の後、終業後から翌日まではお休み、という独特な勤務体制をとっています。
それぞれ活躍する人のタイプが違っており、どの部門が欠けても高速道路は成り立ちません。すべての部門にそれぞれ違ったプロフェッショナルがいることで、沖縄自動車道は今日も通常運行が可能なのです。
お客さんから感謝の声多数!高速道路ならではのやりがいも
一見、沖縄自動車道という57.3kmの特別な場所で働くのは孤独なのでは、と不安がよぎりますが、実は案外そうでもなく、お客さんから感謝の言葉をもらえる機会も多いのだそう。
やりがいやお客さんからの声を、カラッとした笑顔と気さくな話し方が印象的な総務部の城間朝美さんに伺いました。
城間さん「どの部門からも『お客様から感謝のお言葉をいただけたときは嬉しい』という声を聞きます。たとえばメンテナンスやパトロールでは、高速道路上でパンクなどのトラブルを見かけた際にはタイヤの交換を手伝ったりすることが多く、感謝されるようです。料金所スタッフも、料金所の前で突然エンストしてしまった車両を安全な場所まで一緒に押して感謝されたり、体調不良のお客様のSOSに緊急車両の手配をしたことで感謝のお手紙をいただいたこともありました。困っている人を助けたいという気持ちから当たり前のことをしているつもりが、まさか『ありがとう』がついてくるとは、思いもよらない感謝のお言葉や丁重なお手紙にどのスタッフも驚きつつ、やりがいに繋がっているようです。」
高速道路でパンクや車両停止などに見舞われたお客さんの気持ちを考えると、もはやパニックです。そこで手助けしてくれるということに驚きましたし、もし自分が経験したら手紙を書きたくなるほど感動するなと思いました。
聞けばどの部門も、緊急時の対応については常に打ち合わせをし、教育・訓練を行っているとのこと。他の部門で起こったトラブルなども都度共有し、万全を期しているのだそうです。もちろん通行料金を徴収するためのブース内にも緊急用の電話があり、それぞれ1人で悩まず対応できるよう体制が整えられています。
現場でパトロールを行う方からも仕事のやりがいについて伺いました。
「新人の頃、現場で落下物を回収する際に本線上での回収作業に足がすくんだり、事故車両を目の当たりにして不安に襲われたこともありました。だけど日々、上司の指導と経験を積むことで『高速道路を守っている』という重要性と使命感を感じるようになりました」
沖縄自動車道の利用交通量は、全線開通から30年後の2017(平成29)年にかけて約4倍に増加しており、これは全国の30年間の平均増加率(約2倍)を上回っています。(参照:沖縄県レンタカー観光調査報告書)
それでも日々、安全に私たちが車を走らせることができるのは、高速道路を守ってくれる人が24時間365日頑張ってくれているからに他なりません。
また、観光客の約6割はレンタカーを利用し、そのうち沖縄自動車道を利用する割合は約7割というデータもあります。そのデータが示すのは、沖縄自動車道があることにより北部の観光客数などの増加にも貢献しているということ。
直接的に感謝される事はもちろんのこと、中北部の観光客増加および宿泊施設への集客の貢献も担っていることが分かります。
アットホームな雰囲気と先進的な福利厚生も魅力
コミュニケーションが取りやすく、風通しの良さも同社の魅力です。城間さんによると、上の人が積極的に部下の意見を聞こうとする傾向があるそうで「叶えられるかは分からないけれど、部下の意見は積極的に本社に通すようにしています」と教えてくれました。
女性管理職も増えてきて、女性もチャレンジしやすい社風があることや、幅広い年齢層の人が集まっており柔軟に意見を言い合うことができるのも魅力です。
また、収受員が料金収受業務の実施にあたり求められる知識や接客安全管理に関する知識についての審査により、1つ~3つ星の3段階で認証を受ける「マイスター制度」や、入社して2年の勤続を満了すると正社員への転換制度もあり、モチベーションアップに繋がっています。
ほかにも今年度から、年間2万ポイントを宿泊や飲食に使える「カフェテリアプラン」という福利厚生制度も加わり、プライベートの充実も嬉しいですね。
異世界に思える高速道路の仕事は、こんなに楽しい!
元気にかっこよく働くパトロールや施工管理でリーダーシップを発揮するエンジニアリングに、毎日の「日常」を守るメンテナンス、笑顔でお客様を見送る料金収受。どれも素敵で、あらゆる特技を持った人が活躍できる職場です。中でも料金収受は、勤務形態の特殊さから第二の人生として選ぶ人も多いのだそうですよ。
最後に城間さんから、応募を検討している方にメッセージをいただきました。
城間さん「高速道路の仕事は未知の世界だと思いますが、入ってみると皆で模索しながら一緒に学ぶことができますし、優しい先輩に囲まれて馴染みやすい会社です。ぜひ一緒に楽しみながら成長しましょう!」
といいつつ、NEXCO西日本SS沖縄の求人は毎回とても人気。すぐに埋まってしまうので、気になった方はぜひ早めの応募をおすすめします!
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