40代の転職の実態とは？

国内の転職者、それも特に中高年の転職者が急激に伸びていることをご存知でしょうか。

2018年の転職者数は329万人となり、前年から5.8%の増加を記録しました。転職者の増加は8年連続で、2008年にリーマンショック危機の水準にまで達しつつあります。

（出典：日本経済新聞、2019/4/27、8年連続で転職増、4割が中高年　雇用の流動化進む） 現在でも世界的な景気先行きの不透明さはあるものの、10年前のリーマンショック時ほどに雇用環境が悪化しているわけではありません。それにも関わらず、特に45歳以上の中高年層の転職への意欲が活況を呈しています。

こうした動きは、「転職によって収入の増加や働きやすさの改善などにつながる」という利点が、多くの転職者に認知され始めたことが大きな要因です。その中でも特に、40ヶ月連続で景気DI指数が全国1位を記録する、沖縄県へのUターン転職が盛んとなっています。
【関連記事：沖縄にUターン転職者が集中する3つの理由・3つのメリット】 もともと沖縄で住んでいた方、もしくは沖縄の美しく温暖な環境で働きたいと望む方にとって、現在は大きな追い風が吹いているといっても過言ではありません。では、沖縄の求人状況はどのようなものなのか、以下で詳しくお伝えしていきましょう。

もともと沖縄で住んでいた方、もしくは沖縄の美しく温暖な環境で働きたいと望む方にとって、現在は大きな追い風が吹いているといっても過言ではありません。では、沖縄の求人状況はどのようなものなのか、以下で詳しくお伝えしていきましょう。

【2019年版】沖縄県のリアルな求人状況

沖縄県は日本最南端の地域で、年間平均気温が23度と過ごしやすい気候が特徴です。また、リゾート地としての人気も高く、接客や宿泊関連、観光業などの企業が活躍しています。 ここでは、そんな沖縄のリアルな求人状況を確認していきましょう。

沖縄県の求人倍率

2019年1月時点の沖縄県の有効求人倍率は1.23倍です。2011年頃には0.29倍ほどしかなかった求人倍率ですが、昨今は雇用の流動化が進み数値が改善しています。

沖縄県の最低賃金

2018年10月より最低賃金が改正され、2019年4月時点で762円となっています。

沖縄県の平均年収

2017年の賃金構造基本統計調査（厚労省）によると、平均年収は366万1,900円です。特に沖縄電力の765万円（沖縄最高値）、沖縄セルラー電話の727万円、沖縄銀行の588万円など、地場企業による底上げが大きいといえるでしょう（いずれも40代平均）。

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