転職時の職務経歴書は履歴書を「補完」する役割

転職時において、履歴書とともに必要な「職務経歴書（職歴書）」。履歴書では、主に次のようなポイントについて、採用担当者が確認します。

【履歴書で採用担当者が確認するポイント】
・応募企業への思いが強いか
・応募企業によって履歴書を変えているか
・学歴や職歴が応募先と関連性が高いか
・希望条件の照合
・書き方や丁寧さ

一方で、職務経歴書で重視されるポイントは次の通りです。

【職務経歴書で採用担当者が確認するポイント】
・求職者はどんな点に強みを持つのか
・応募先が求めている実務能力を有しているか
・仕事への意欲はあるか
・転職に希望を抱いているか（不満を理由に前職を辞めていないか）
・職務経歴書の構成（企画力・プレゼン力）

上記のように、履歴書と職務経歴書ではその役割が違うことが分かります。つまり、このどちらも車の両輪として、一方が欠けてしまっては転職の成功に結びつきにくいと言えるでしょう。

履歴書では主に実績や希望を書くことが中心となりますが、職務経歴書では、自分の強みを意識的に相手に伝えるようにしなければなりません。

このように、職務経歴書は単体で構成を考えるのではなく、履歴書の内容を補完するものとして捉える必要があります。

職務経歴書の正しい書き方｜強みを前面に自己PR

職務経歴書を正しく書くことで、企業が「欲しい」と思う人材として転職にも有利となります。「履歴書の正しい書き方」の記事でもお伝えしましたが、職務経歴書でも「企業に合った内容を一社ずつ考えて書くこと」が必要です。

職務経歴書では、企業の人材ニーズに適するかという点が重視されます。しかし、ニーズの点において企業ごとに差があるのは当然です。そのため、応募先の情報をしっかりと調べたうえで、その企業で生かせる経験や強みを前面に出しアピールしていく必要があるでしょう。

職務経歴書は自己PRの重要な書面となるため、当社「オキナビ」では、経験豊富なコンサルタントが必ず確認を行います。職務経歴書において企業がどんな点を重要視しているか、プロの目からチェックをし、その後にアドバイスまで致します。

こうした転職サポートを徹底的に行うにもかかわらず、オキナビへの登録は無料です。オキナビは沖縄エリアに特化しているため、現地企業との結びつきも深く、履歴書や職務経歴書をもとに求職者を最大限アピールすることができます。

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次はいよいよ面接！アピール文を「言葉」で伝える

職務経歴書と履歴書を効果的に書くことで、「ぜひ面接をお願い致します」と、企業からお求めがあることでしょう。面接では、今まで書面に文字として書いてきたことを、今度は「言葉」として正確に伝えなければなりません。

文章をうまく言葉として表現するコツ――。次は、面接対策について考えていきましょう。

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